ディアナ&カルロス
 
2006年の「第4回タンゴ・ダンス世界選手権」“ステージ・タンゴ部門”優勝者。コロンビア・カリ出身で、女性ダンサー、ディアナ・ヒラルド(24歳)と男性ダンサー、カルロス・パレーデス(25歳)からなる。
 
ディアナは、コロンビアのサンティアゴ・デ・カリ大学外科手術課程卒。6歳からタンゴ・ダンスを学ぶ。一方、カルロスは、コロンビア国立大学卒のインテリア・デザイナー。ブレイクダンスのプロダンサーとして活躍、タンゴ・ダンスのキャリアは18歳からスタートする。
 
2000年からタンゴ・ダンスのペアを組み、アカデミア・ピアソラ(講師:マルタ・メヒア)、アカデミア・デカ(講師:アンシサール・ベラスケス)、コロンビアの数多くのタンゴ・アカデミーでダンスを学ぶ。また、ブエノスアイレスではジョアンナ・コーペス、マルティン・オヘダ、ダナ・フリゴリ&パブロ・ビジャナサ、フェルナンド・ガレーラ&ビルマ・ベガ、ダミアン&ナンシー、アウロラ・ルビス、ルイス・ゴロンドーナ、ミルタ・ソル、ミゲル・アンヘル・ソットなど数々のマエストロたちに師事。
 
ディアナ&カルロスは、コロンビアで唯一の“カンジェンゲ”(タンゴ創世記の踊り)ダンサーであり、特出したサルサ・ダンサーでもある。アルゼンチン、米国、コロンビアで数多くの公演活動、テレビ番組出演を行う。
 
2001年、2002年、カリのナショナル・フェスティバル「カルロス・ガルデルに捧ぐ」を主催。2001年から国立パルミーラ大学でタンゴ・ダンスのテクニックを教授。2001年、コロンビアの国立タンゴ競技会に参加し、第3位。2002年から2004年、ファビオ・アグデーロのディレクションによるタンゴショー「セニョール・タンゴ」などに出演。2004年にはタンゴショー「タンゴネアンド」のディレクションとプロデュースを行い、カリ、ポパジャン公演を行う。
 
2006年5月、コロンビアのカリで行われたタンゴ・ダンス世界選手権カリ大会“ステージ・タンゴ部門”で優勝、“サロン部門”で第4位となる。8月、ブエノスアイレスで行われた第4回タンゴ・ダンス世界選手権“ステージ・タンゴ部門”で見事チャンピオンの座に輝いている。