出演者
グレコ兄弟(エミリアーノ・グレコ/ラウタロ・グレコ)
先代二代にわたる音楽家一家に生まれた、エミリアーノ・グレコとラウタロ・グレコ。タンゴのエッセンスを強く受け継ぎ、現在ブエノスアイレスおよび海外でもっとも高く評価されている若手演奏家である。兄のエミリアーノ・グレコ(写真左)は、有名タンゴ・ハウス等でピアニスト及び音楽監督を務めながら、これまでに若手実力派グループ「ビセベルサ五重奏団」のリーダーを務め、その研ぎ澄まされた演奏力と高いアレンジ力はタンゴ黄金時代に匹敵するものとして、タンゴ界から圧倒的な支持を得てきた。
弟のラウタロ・グレコ(写真右)は、新世代のバンドネオン奏者を代表する一人とも称され、レオポルド・フェデリコ楽団、またフアン・デ・ディオス・フィリベルト楽団のソリストとしての活躍も目覚ましい。かつて名門セステート・マジョールにも所属し、フェルナンド・スアレス・パス、オスバルド・ベリンジェリなど、若くしてタンゴ界の重鎮たちとも多数共演を重ね、その実力は若手ナンバーワンとして知られる。
演奏(グレコス・タンゴ・オルケスタ)
エミリアーノ・グレコ(ピアノ/リーダー)ラウタロ・グレコ(第1バンドネオン/リーダー)
ブルーノ・カバジャロ(バイオリン)
セサル・ラゴ(バイオリン)
ニコラス・エンリッチ(第2バンドネオン)
パブロ・モッタ(コントラバス)
カルメン・レンカール(チェロ)